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  • アモルファスカーボンに被覆された炭素繊維で新しい価値と市場の創出

    • 新工場外観

    • 高さ3m×幅3.5m×奥行6mある炉

    • 熱風で焼かれた水素ボンベ

  • 事業概要
  • ●CFRPリサイクル事業
     環境省において実証実験を受けた熱風循環式リサイクル法。
    使用済みCFRPや、工程端材から、炭素繊維を回収する際、海外や国内の熱分解法では、毛羽立ちによる後加工の困難さ、粉末の発生とその分離などの問題があり、不純物の混入等から、繊維強度も新品繊維の60~70%程度で、補強材としての信頼性が低い。
    今回環境省において実証認定を受けた熱風純化案式リサイクル法は、自社開発の精密熱分炉により、リサイクル品のマトリックス樹脂の種類、サイズ等に応じて熱分解パターンを選択でき、自動運転により再現性も高く短時間新品に近い炭素繊維を回収できる。
    得られた繊維表面は少量の熱分解アモルファスカーボンが繊維を結束するため、新品と同様の加工状態を作り出すことができ、コンパウンドやその他の2次加工に最適の材料となる画期的な方法である。
    自社で設計開発した炉は、処理温度が500℃以下と低く、セラミックファイバー炉と完全自動制御のLPGバーナーとの組み合わせで精密熱処理を連続的に行うため1日に数回の処理が可能であり初期投資も従来法よりはるかに小さく固定費を低減できる。
    環境へも優しく、CO2削減のため新品の炭素繊維のCO2発生量を1/10に抑えるリサイクル炭素繊維が製造出来ます。
    既にアメリカとヨーロッパの航空機メーカーと、リサイクル炭素繊維を航空機部品に再利用するプロジェクトが始まっています。リサイクル原料は、日本の航空機製造メーカーの三菱重工やスバル、新明和工業から直接引き取り依頼を受け、全国の航空機製造時の端材を引き受け、新品に匹敵する性能の炭素繊維を回収しています。
     回収した炭素繊維は航空宇宙向け部品材料として開発を行っております。兵庫県は愛知県と並ぶ航空宇宙産業の集積地ですが、名古屋地区が、航空機メーカーの下請け構造のピラミッドが構成されているのに対し、兵庫県は多くの独立した加工メーカーや開発意欲の高い中小企業が、世界を市場に新製品新技術を発信していますが、富士デザインは、航空宇宙産業の要となる炭素繊維の新技術の発信と協力企業の集積地を緑豊かな小野市万勝寺町の丘陵地帯に選び、世界の中心となるように頑張っております。
     対象分野は、航空宇宙分野で確立した新開発技術を自動車分野やスポーツ分野まで対象を広げ事業拡大を図って行きます。

    ●CFRP二次加工製品事業
    自社生産リサイクル炭素繊維(rCF)と各種樹脂とのコンポジットとの量産が可能になります。価格で手が出せなかった炭素繊維強化コンパウンドが、一気に使いやすい価格で登場です。
    ① 20mmrCFを定量供給装置から、独自設計のサイドフィーダーに供給し、30~
    50%の炭素繊維強化コンパウンドを開発する。
    リサイクルナイロン6ベースのrPA6/rCF30は登山靴の中敷き、自転車部品に使用されています。
    ② 生産子会社に出資した三菱ガス化学株式会社の製造するPAMXD6,PAMXD10ベースとの複合材は高強度であり、金属代替として市場評価を受けている。
    ③ rCFとHDPEの積層シートは、靭性が高く破壊しないため、プロテクターの様な保護を目的とした用途に適している。

    ●表面加飾事業
     rCFはアモルファスカーボン層が安定して積層されているため、直接電気メッキを施せる。ニッケル電気メッキ層を介して、銅メッキやクロムメッキなど各種金属メッキが可能。
    メッキ処理した繊維は180度も折り曲げることも可能であり、耐雷、軽量化に提案していく。

  • 会社概要
  • 代表者氏名 杉野 守彦
    設立年月日 2011年12月1日
    資本金 7,500万円
    売上高 1,800万円 (R5年度)
    従業員数(全体) 5
    従業員数(市内事業所) 5
    休日・休暇 完全週休2日制、お盆・正月・GWに数日間の休暇
    有給は入社6ヶ月が過ぎた時点で、1年間に10日、毎年1日づつ増加
    手当 住宅手当:20,000円(世帯主)
    福利厚生 社会保険、厚生年金加入
    その他 小野市の名刹の国宝浄土寺から少し坂道を上る丘陵地帯に、緑に囲まれた富士デザイン株式会社があります。
     CO2削減のため新品の炭素繊維のCO2発生量を1/10に抑えるリサイクル炭素繊維の製造工場です。
     この工場は、地元の企業の協力のもと令和元年より技術開発を重ねて確立した世界に例のない新しい製造方法を用いるオンリーワンの会社です。
     富士デザイン株には、大きな野望があります。それは大阪でもなく神戸でもなく小野を世界に向けた航空宇宙産業の発信地にすることで、絵空言ではなく着実に1歩ずつ歩みを進めております。
     既にアメリカとヨーロッパの航空機メーカーと、リサイクル炭素繊維を航空機部品に再利用するプロジェクトが始まっています。リサイクル原料は、日本の航空機製造メーカーの三菱重工やスバル、新明和工業から直接引き取り依頼を受け、全国の航空機製造時の端材を引き受け、新品に匹敵する性能の炭素繊維を回収しています。
     回収した炭素繊維は航空宇宙向け部品材料として開発を行っております。兵庫県は愛知県と並ぶ航空宇宙産業の集積地ですが、名古屋地区が、航空機メーカーの下請け構造のピラミッドが構成されているのに対し、兵庫県は多くの独立した加工メーカーや開発意欲の高い中小企業が、世界を市場に新製品新技術を発信していますが、富士デザインは、航空宇宙産業の要となる炭素繊維の新技術の発信と協力企業の集積地を緑豊かな小野市万勝寺町の丘陵地帯に選び、世界の中心となるように頑張っております。
     対象分野は、航空宇宙分野で確立した新開発技術を自動車分野やスポーツ分野まで対象を広げ事業拡大を図って行きます。
     富士デザインの技術に興味を持つ、化学工業分野の三菱ガス化学㈱と新明和工業㈱から
    共同事業の申し入れがあり出資を頂き、技術メンバー同士の交流と切磋琢磨をおこなっています。
     今回の求人にあたっては、今後大きく成長する富士デザインの幹部となって頂く人材を求めており、一緒に会社を大きくし世界に羽ばたきましょう。
  • 魅力・特徴
  • 世界に通用する唯一無二の技術

  • 求める人材
  • 好奇心が強く、どんなことにも興味が持てる人

    情熱的で、エネルギッシュな人

  • 代表メッセージ
  • 代表取締役社長 杉野守彦

     私は、社会に出て技術者として現場主義を貫き、巡り合った開発テーマに対し、常に世界一の技術を求め、完成し、送り出してきました。
     技術者が、常に生産現場の鼓動を肌で感じ、その中で多くの発明、発見や新しいテーマを見つけ更にはその中から新技術を作り出すことは、一生涯のテーマです。
     過去の大きな組織の中では困難であった、常識を超える技術を、自分で考え、設計、製作し、操作することのできる設備を持つことが実現しました。
     独自の設計思想に基づく大型乾留リサイクル設備と世界にも数少ない多機能型の耐磨耗2軸押出し機です。10月より試運転、来年より商業生産に入ります。
     既に、試作用2軸コンパウンド機でレシピ開発は終了し、新品炭素繊維を用いたコンパウンドと同等の性能が得られており、世界で最初の炭素繊維のサーキュラーを開始します。
     リサイクル炭素繊維の第2世代の活動が開始します。即ち工程内端材のリサイクルから始まったリサイクル研究開発は、使用済み(ポストコンシューマー)部材のリサイクルへ範囲を広げ、将来は金属材料リサイクルと同様の地位を獲得するとともに、軽量化技術の切り札として社会に貢献いたします。
     私と一緒に歩んできていただいた皆様、大学の先生方、弊社技術の実証性を確認し認定いただいた環境省、多くの情報と励ましを頂いた経済産業省の皆様と一緒に、リサイクル炭素繊維のサーキュラー事業を開始いたします。
     世界で通用するものづくりを一緒に始めましょう!ご支援をよろしくお願いいたします。
  • 所在地
  • 兵庫県小野市万勝寺町358-25

  • 所在地(本社)
  • 兵庫県小野市万勝寺町358-25

  • URL
  • 公式ホームページ

  • 初任給
  • 年度 R6
    大学院卒
    大学卒 260,0000
    短・専卒
    高卒 200,0000