小野市の紹介
小野市は、東播磨地域のほぼ中央に位置し、市の西部には県内最大の一級河川加古川が流れ、美しい田園風景と豊かな自然環境に恵まれた人口約47,000人の都市です。古くからそろばんと家庭刃物の生産地として順調な発展を遂げてきた本市は、主要幹線道路・工業団地等の整備などを契機に、東播磨の中心都市として一層の飛躍を遂げようとしています。
小野市の工業は、そろばん・家庭刃物などの地場産業を中心に新規産業の導入を図りながら発展してきました。しかし、現在の地場産業の状況は、事業所数こそ市内全製造事業所数の約3割程度を占めていますが、そのほとんどが零細企業となっています。
近年は、南に山陽自動車道、北に中国自動車道がダブルアクセスする好立地環境を活かした「小野工業団地・小野流通等業務団地」への企業立地を進め、それらの先端技術企業による出荷額が市内出荷額の約5割を占めるなど、市の財政を下支えしています。
※工業統計調査より抜粋(4人以上の事業所のみ)
小野市では、県内で初めて平成21年4月から「中学3年生までの所得制限なしの医療費の完全無料化」を実施していましたが、平成28年度から対象を高校3年生(18歳到達の年度末)まで拡大しています。また、保育料の保護者負担の軽減として、3歳児クラスから5歳児クラスのすべての子どもおよび0歳から2歳児クラスまでの市民税非課税世帯の子どもの幼稚園、認定こども園、保育所などの保育料が無料となっています。(食材料費、行事費、教材費等については保護者の負担になります。)
そして、子どもたちが心身ともに健やかに生まれ育つよう、妊娠から子育て期の相談体制を充実させるため、相談・支援をワンストップで行う「こどもサポートセンター」も開設し、安心して妊娠・出産、子育てができるようなサポート体制を確立しています。
なお、これまでから取り組んでいる「不育症治療費の助成」や「産後ケアの経費助成」、そして「病児・病後児保育」、「アフタースクールの時間延長」など、小野市本来の強みである切れ目のない包括的な子育て支援についても、引き続き実施することで、名実ともに「県内一の子育て支援」を目指しています。
教育面では、小野市独自の教育プログラム「おの検定」や東北大学川島隆太教授の脳科学理論に基づく「16か年教育」など、全国的にも例のない独自の先進的な教育を展開しています。
また、小野市における安全・安心のための3つの拠点である「北播磨総合医療センター」、「防災センター」、「小野警察署」や警察官OBによる「安全安心パトロール」などの実施により、市民の皆様が安全で安心して暮らしていけるまちづくりを進めています。
皆様も子育て支援が充実し、安全で安心した暮らしができる小野市に住み、魅力あふれる市内企業で働いてみませんか。